Seven Eleven Japanのケースで発見、"Shelf warmers"とは?
(2015年オペレーション戦略受講時のFacebook投稿を加筆修正しています。)
Seven Eleven Japanのケースでみつけた、売れ残り在庫になる商品に対する"shelf warmers(棚を温めるモノたち) "の表現!
来る日も来る日もお客さんに選んでもらえない菓子パンやお惣菜が、かなしそーにただただ棚を温めてる様子が浮かんできて、朝から電車でニヤニヤしてしまいました笑 ベンチウォーマーはわかるけど、シェルフウォーマーって!!その発想にざぶとん3枚あげたい!
それにしても、まるでものに意思があるかのように表現する、英語の無生物主語の発想ってほんとおもしろいなあと思います。泳げたいやきくんの発想は、「八百万神」の日本や東南アジア以外でも通じるのでしょうか??すべての ものに魂が宿る的なアニミズムの考え方は英語圏でそんなに一般的ではないはず?なのに、無生物が主語になるというのはなんとも不思議ですね〜
セブン-イレブンだけがなぜ勝ち続けるのか (日経ビジネス人文庫)
- 作者: 緒方知行,田口香世
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/03/04
- メディア: 文庫
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文化の相対性と異文化理解力
(2015年10月のFacebook記事を加筆修正しています。)
【外国人のような振る舞い?】
今日、日本語のクラスの「傾聴(Active Listening)」のRole playで、「伊藤さんは反応がちょっと外国人みたいですね!」とコメントを頂いて、逆カルチャーショックのようなものを受けました。
というのも、外国人の同僚や仲間の中では、自分の日本人らしい(と一般的にされている)性質を強く感じることが多いからです。例えば、現在1つだけ受講中の英語Accountingクラス(外国人比率9割超)で強く意見を押しきれず、妥協・遠慮してしまったり、恥じらいの感情からか、感情などをスカッとオープンにはできなかったりするなど。
一般的な日本人が外国人の方と接するときには、たとえば「自己開示すること(自分はこうだ!と周りにわかりやすく伝えること)」「あうんの呼吸に頼らず、言葉を費やしてしっかりコミュニケーションすること」など、相手側に歩み寄ることが大事と、異文化マネンジメントの講師であMegumi Taokaさんから昨日教わったところです。
今日の体験とその話をあわせて考えると、自分は知らず知らずのうちに、日本人の平均値的な尺度から(例えばhigh contextからlow contextな方へ)動いているのかもしれないなあと感じました。
さらにそのすぐ後、英語科でも教えるHirose講師に初めてご挨拶したところ、「海外はどの国にいらっしゃったんですか?」と初めて聞かれ(海外の滞在期間は今までの人生合計で約1カ月なのですが)、やはり振る舞いや言葉などにそういった変化がでてきているのかと感じました。
というわけで、異なる文化の中での自分の立ち位置を学ぶために、話題のこの本を読んでみようと思います^^ 皆さんも宜しければ、ぜひ!(2016年5月現在、この本は手元において何度も読み返す、お気に入りの本となりました♪)
異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
- 作者: エリン・メイヤー,田岡恵,樋口武志
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2015/08/22
- メディア: 単行本
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【2015年11月】Dean's seminar in Thailand
随分遅くなっていますが、タイはバンコクで行われたDean's seminarの様子をこちらでも紹介します。(グロービス英語MBAの入学生の説明のため、9月から11月にかけて、各国主要都市を訪問しています。)
(2015年1月のFacebook投稿より抜粋)色々想定外の課題もありましたが、ご卒業生や皆さまのおかげで無事終了しました~!ありがとうございます!中村さん、Jake, 本当にお疲れ様でした!!
タイは人も文化も本当に素晴らしい国であることが分かったので、今度はガツガツ仕事モードでなく笑、ゆとりをもってまた訪れたいと思います^^/Thank you so much for all your corporation!! Through this visit, I've become a big fan of Thailand♪ Look forward to seeing you all again!!
授業で積極的に発言するための6つのTips
成績評価の半分は発言の量と質できまるため、グロービスの英語MBAクラスでは積極的な発言が求められます。この記事では、6つのTipsを共有します!
(写真はPower and Influenceのクラスで、プレゼンを意識しながらつくった私たちのグループのホワイトボードの1枚です。)
1. ケースの背景情報を、まず日本語で検索
読み進める前に事前情報をインプットし、ケースを読むときの理解を深めます。
第2言語で知らない業界のことを読むのは大変なので、まず知識を増やすことで、全体でかかる時間を減らしています。
2. アウトプットすることを意識して読む
効率よくケースを読むために、漫然とケースを読む時間を削っています。
この段落のポイントは?、これは問いにどのように関係あるのか?などと問いかけつつ、あえて時間を区切って、書き込みながらケースを読んでいます。(大学入試の現代国語の試験のイメージです。)
3, 発言したいことは箇条書きでメモとして準備
アサインメントで準備する過程で、ケースのポイントをメモ書きとして書き出しています。
Group Workではじっくり考える時間はないので、メモ書きを基に発言していくイメージです。
数字など表にしておけば、「この結果はこうなって」と見せながら話すことができ、ディスカッションでの主導権がとりやすいです。
4. 発言しやすい箇所を逃さない
最初のプレゼンテーション、およびプレゼンへの質疑応答は考える時間のゆとりがあり、発言がしやすいです。
議論が進んでくるとパッと返すのが難しくなるので、議論の序盤で勇気を持って発言することがお勧めです。
5.プレゼンすることを意識してGroup Work
Group Workではともすると議論に全ての時間を使いがちですが、プレゼンを意識して、論点整理に最後の時間を使えると良いです。
その後の全体のディスカッションで伝えやすいように、ホワイトボード上でなるべくポイントを整理しておきます。
その意味でも、可能であればペンを積極的に握って、全体の意見を引き出すのがお勧めです。
6. 自分が教えるようなつもりで準備
やや応用ですが、「このクラスでの学びはなんだろう?」と講師側の目線で考えることがあります。
そうすることで、ケースの細かい論点より、議題にあがりそうな箇所に集中することができます。
Power and Influence修了!印象のコントロールや根回し、数々の影響力の武器、ビジネスにおいて相手を依存させる?術
(2016年1月のFacebookへの投稿を加筆修正しています。)
Power and Influence、終了!Thank you, Megumi-San and all!! MBAの3分の2が終わりましたが、印象のコントロールや根回し、数々の影響力の武器、ビジネスにおいて相手を依存させる?術などなど、生々しいけど大切な要素がぎっしりつまった最高のクラスでした!*
しかも最終日の今日のテーマは、ダイエーの中内功さんと君主論を題材にした「パワーの喪失」。とことんパワーの磨き方を学んだ最後にダイエーの凋落から学ぶという、なんとも憎い構成! 日本の地方出身の自分にとって、ダイエーはたまの日曜日に家族とでかけ、何かを買ってもらえたり、フードコートでごはんを食べたりした楽しい記憶の残る場所であった(しかし今は跡形もない)こともあり、最終日の学びは余計に胸に沁みました。
地方の一般の家庭まで届くような素晴らしいことを成し遂げながら、中内功さんが寂しく亡くなられてしまったのは、なぜだったのか。 パワーと影響力は大事だけれど、そこにとらわれるとどうなるのか。パワーを失ったとき自分には何が残るのか。。個人的には、これまでで1番考えさせられたクラスでした。
*ビジネススクールというと理論を学ぶ場所というイメージがありますが、グロービスのケースメソッドかなり実践的です。自分が遭遇した過去の事例と重なることも多く、どういった判断をすべきか、頭を悩ませることも多々あります。
影響力の武器は、同クラスの副読本です!
難関のファイナンスクラス、レポート提出完了!!/Beauty of Finance
(2月の個人のFB投稿を加筆修正しています。苦戦したファイナンスレポート、実はクラス最高得点という素晴らしい結果でした!)
ファイナンスレポート、何回も何回もやり直して、やっとこさ完了!英語フルタイム生のサポートがなければ、乗り越えられなかったと思います。助けてくれたみなさん、Beauty of Financeを教えてくれた星野講師(ファイナンス教室の著者、英語クラスも教えて下さってます)に感謝です!
Have managed to submit Day 4 report of finance finally!! Yesterday late at night, while I was working on calculation, I felt "beauty of finance" a little bit for the first time!! Thank you for helping me understand difficult concepts of finance!
- 作者: グロービス,星野優
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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愛のあるリーダーシップ/ 英語MBAクラスで激論
(4月の英語MBAクラスの感想を加筆編集しています)
今日の英語MBAクラスKeiei Dojyoでは、Dale Carnegieの「人を動かす」を使ったディスカッション。授業の後半、自分が本を読んで感じたことを率直にクラスに投げかけたところ、びっくりするほど議論がヒートアップして反論や異なる意見が続出。
自分の考えに対してストレートな意見が続々とでてくるのは、慣れてきてもちょっと身構えるところがあります(個人的に、英語の議論は日本語のそれよりもだいぶ歯に衣着せない印象です)。
すると驚いたことに、講師の廣瀬さんが「ちょっと移動するね」となんと自分の隣に移動してきて下さって、すぐ傍で白熱する議論のファシリテーションを開始されたのです。言葉でうまく説明できないのですが、物理的に移動してくださった瞬間から空気がかわり、「1対多数」といった構図から、全体を巻き込んだ議論にガラリと変化していく不思議な流れを体感しました。
そしてなんと、そのあとクラス15名「全員」が発言する盛り上がりとなりました。 こんなファシリテーションの仕方もあるんだ!と感動すると同時に、自分らしく話していいんだ!となんだかあたたかい気持ちに。大げさですが、懐の深さや相手への思いやりといったものは受け手に伝わるんだなあと身をもって体感しました。
関連して、仕事においても自分がリードする役回りの時は、異なる意見も失敗も受け止めるぜ!という度量の大きさというか、もっというとメンバーへの「愛」みたいなものが大事なのかなあと改めて思い至りました。異文化のメンバーが集い、多様性の高い環境にいるときには特に。自分のパフォーマンスは当然求められると思うのですが、そういう度量の大きさが人に動いてもらうには必要なのではないかと感じました。気付きにあふれる、素晴らしいクラスに感謝です!
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/31
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