Nori Itoのブログ (旧:GLOBIS 英語MBA体験記)

グロービスの英語MBAの体験や学びを時々つづっていました。2018年4月からは、1日1つつぶやきを書いていきます。

ニコニコ動画/ インターネットビジネス戦略

(11月2日のFacebook記事より)Target Users=Otaku...と白板に大きく書かれた今日のクラスは、Internet Business StrategyのDay3、ニコニコ動画改め"ニコ動”。外国人のクラスメートになんとかその良さを伝えようとして、自分のヘビーユーザーっぷりと情熱があふれでてしまったクラスでした笑 私の熱狂ぶりを受け止めてくださった、Reiji Yamanaka講師とビシバシとあたたかいツッコミをいれてくれたクラスメートに感謝です!
そんなニコニコ動画生放送で、明日は竹中 平蔵さんや御立尚資さんなどゲストの皆様をお招きして、グロービスの「G1経営者会議2016」の劇選セッションが生中継されるそうです!「人工知能/AI」「Fintech」「インダストリー4.0」などのトピックにご興味がある方は、ニコニコ動画初体験も兼ねてお気軽にご覧ください~^^
【G1経営者会議2016】厳選セッション 生中継《菅官房長官 竹中平蔵氏ら登壇》
http://globis.jp/article/4829

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異文化の環境でしっかり意見を伝えるために

先日ニコニコ動画について語り始めると驚くほど英語がスラスラとでてきたかと思えば、今日いわゆる「言いにくいけどチームの公平性のために言わなければならないこと」を10名弱の同僚の前で伝えようとしたところ、笑えるくらいしどろもどろすぎて、なかなかショックでした!(どのみち反論がでると感じたので、あらかじめホワイトボードにポイントを書いていたにもかかわらず!)


「遠慮して言いたいことがグダグダになるダメな日本人英語」のお手本としてYoutubeにのせたら大いに盛り上がりそうなダメっぷり笑


そもそも第二言語で小難しい話をするときは頭の容量を消費するので、 ポイントをずらさず論理的にわかりやすく伝え続けることが大事そうです。さらに日本人的な配慮や思いやりの感情は大切ですが、「や、それは間違ってると思うor 私の意見は違う」と感情的にならず毅然として伝える姿勢と、「言い回しこそ丁寧だけどこちらの意図はしっかり伝える」表現の蓄積(日本語でも、これは大人になってから学んだ部分が大きい)が大事だなあと思い知った1日でした。毎日試行錯誤で勉強ですが、こういうのこそ良い経験と捉えてどんどん進歩していきたいところです!

(慶喜さんと”ケイキ”さん)

会社の研修できた水戸で、歴史的な史跡を訪問!史跡巡りの道中、大政奉還に絡む徳川慶喜の意思決定をどう評価するかについていろいろなご意見を伺い、ひじょーーに興味深かったです!長期的な視点にたてば今後の変化を見越したすごい決定だと思う反面、組織のトップ(=将軍)として自分の仲間や組織を運営してきてくれた先輩、これまで培われてきた歴史や組織(=幕府)の今後のことまで考えると、実際にはかなり難しく、評価の分かれる決断かもしれないよなあとおもいました。当時彼は29歳だったので、その年齢でするにはかなり重い決断なのは間違いない気がします。

 

ただちょっと調べてみると、一連の騒動の後政治から離れた彼は、写真/狩猟/歌曲/囲碁...と数々の趣味に没頭、10男11女と子宝にも恵まれ、豚肉/パン/牛乳など明治の新しい食文化を楽しみ、音読みの「ケイキ」様と呼ばれ地元の方にも愛され、徳川将軍の中でもっとも長い77歳(なんと大正時代!)まで生きられたそうです。

一方、戦う選択をした場合、両軍の戦力を加味すると勝てる要素は十分にあった様子。当時の内外の情勢を考えると、仮に一度勝ったとしてもなかなか安心できる状況は続かなかったかもしれません。少なくとも趣味をのんびり楽しんでいる時間はなかったでしょうし、長く生きられなかった可能性もあります(たとえば勝った側の大久保利通西郷隆盛も安穏な人生は送れていなかったりもしますし)

 

組織の長として判断するといろいろな評価があるとおもうのですが、個人の人生の時間の使い方の視点から考えると、「ケイキ」さんとしての生き方はかなり満足度の高い人生だったのではないかなあと思いました。

グロービスの教科書の著者、遠藤さんの著作

コンビニでOperation Strategyの教科書を書かれている遠藤さん(ローランド・ベルガー日本法人会長)のお名前をみかけ、「はて?」と思って手に取ってみた。

 

表紙の軽いノリとは全然違い、「社員が遊び心をもちつづけ、楽しみながらも会社を継続的に成長させるには?」という観点で、この会社のユニークな人材マネンジメントの仕組みや組織の作り方が紹介されていて、非常に興味深い一冊でした!

 

例のコーンポタージュ味アイスなど、普通に考えたらありえない商品がでてくる背景が見えてきます。 「ゆるい(大きく責任を持たせて、細かいところはしばらない。組織も限りなくフラット。)けれど、ぬるくはない(アウトプットは厳しく評価して、企画の大きな失敗には"罰金"!もある)」社風。

 

ひとりひとりに貢献感や成長感を持たせて、コミットして全力をださせる仕組みの数々。(いかに「やらされ感」や「マンネリ」を防ぐかが考えられている) 読んでたらワクワクしてきて、埼玉の本庄にあるという工場見学に行ってみたくなりました!フルタイムの学生含め、外国籍の人も興味を持ちやすい題材ではないかな~と思います!

ガリガリ君が教える! 赤城乳業のすごい仕事術

ガリガリ君が教える! 赤城乳業のすごい仕事術

 

Seven Eleven Japanのケースで発見、"Shelf warmers"とは?

(2015年オペレーション戦略受講時のFacebook投稿を加筆修正しています。)

Seven Eleven Japanのケースでみつけた、売れ残り在庫になる商品に対する"shelf warmers(棚を温めるモノたち) "の表現!

 

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来る日も来る日もお客さんに選んでもらえない菓子パンやお惣菜が、かなしそーにただただ棚を温めてる様子が浮かんできて、朝から電車でニヤニヤしてしまいました笑 ベンチウォーマーはわかるけど、シェルフウォーマーって!!その発想にざぶとん3枚あげたい!

 

それにしても、まるでものに意思があるかのように表現する、英語の無生物主語の発想ってほんとおもしろいなあと思います。泳げたいやきくんの発想は、「八百万神」の日本や東南アジア以外でも通じるのでしょうか??すべての ものに魂が宿る的なアニミズムの考え方は英語圏でそんなに一般的ではないはず?なのに、無生物が主語になるというのはなんとも不思議ですね〜

セブン-イレブンだけがなぜ勝ち続けるのか (日経ビジネス人文庫)
 

文化の相対性と異文化理解力

(2015年10月のFacebook記事を加筆修正しています。)

【外国人のような振る舞い?】

今日、日本語のクラスの「傾聴(Active Listening)」のRole playで、「伊藤さんは反応がちょっと外国人みたいですね!」とコメントを頂いて、逆カルチャーショックのようなものを受けました。

 

というのも、外国人の同僚や仲間の中では、自分の日本人らしい(と一般的にされている)性質を強く感じることが多いからです。例えば、現在1つだけ受講中の英語Accountingクラス(外国人比率9割超)で強く意見を押しきれず、妥協・遠慮してしまったり、恥じらいの感情からか、感情などをスカッとオープンにはできなかったりするなど。


一般的な日本人が外国人の方と接するときには、たとえば「自己開示すること(自分はこうだ!と周りにわかりやすく伝えること)」「あうんの呼吸に頼らず、言葉を費やしてしっかりコミュニケーションすること」など、相手側に歩み寄ることが大事と、異文化マネンジメントの講師であMegumi Taokaさんから昨日教わったところです。


今日の体験とその話をあわせて考えると、自分は知らず知らずのうちに、日本人の平均値的な尺度から(例えばhigh contextからlow contextな方へ)動いているのかもしれないなあと感じました。


 さらにそのすぐ後、英語科でも教えるHirose講師に初めてご挨拶したところ、「海外はどの国にいらっしゃったんですか?」と初めて聞かれ(海外の滞在期間は今までの人生合計で約1カ月なのですが)、やはり振る舞いや言葉などにそういった変化がでてきているのかと感じました。


というわけで、異なる文化の中での自分の立ち位置を学ぶために、話題のこの本を読んでみようと思います^^ 皆さんも宜しければ、ぜひ!(2016年5月現在、この本は手元において何度も読み返す、お気に入りの本となりました♪)

異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養

 

【2015年11月】Dean's seminar in Thailand

随分遅くなっていますが、タイはバンコクで行われたDean's seminarの様子をこちらでも紹介します。(グロービス英語MBAの入学生の説明のため、9月から11月にかけて、各国主要都市を訪問しています。)

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(2015年1月のFacebook投稿より抜粋)色々想定外の課題もありましたが、ご卒業生や皆さまのおかげで無事終了しました~!ありがとうございます!中村さん、Jake, 本当にお疲れ様でした!!

 

タイは人も文化も本当に素晴らしい国であることが分かったので、今度はガツガツ仕事モードでなく笑、ゆとりをもってまた訪れたいと思います^^/Thank you so much for all your corporation!! Through this visit, I've become a big fan of Thailand♪ Look forward to seeing you all again!!

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