文化の相対性と異文化理解力
(2015年10月のFacebook記事を加筆修正しています。)
【外国人のような振る舞い?】
今日、日本語のクラスの「傾聴(Active Listening)」のRole playで、「伊藤さんは反応がちょっと外国人みたいですね!」とコメントを頂いて、逆カルチャーショックのようなものを受けました。
というのも、外国人の同僚や仲間の中では、自分の日本人らしい(と一般的にされている)性質を強く感じることが多いからです。例えば、現在1つだけ受講中の英語Accountingクラス(外国人比率9割超)で強く意見を押しきれず、妥協・遠慮してしまったり、恥じらいの感情からか、感情などをスカッとオープンにはできなかったりするなど。
一般的な日本人が外国人の方と接するときには、たとえば「自己開示すること(自分はこうだ!と周りにわかりやすく伝えること)」「あうんの呼吸に頼らず、言葉を費やしてしっかりコミュニケーションすること」など、相手側に歩み寄ることが大事と、異文化マネンジメントの講師であMegumi Taokaさんから昨日教わったところです。
今日の体験とその話をあわせて考えると、自分は知らず知らずのうちに、日本人の平均値的な尺度から(例えばhigh contextからlow contextな方へ)動いているのかもしれないなあと感じました。
さらにそのすぐ後、英語科でも教えるHirose講師に初めてご挨拶したところ、「海外はどの国にいらっしゃったんですか?」と初めて聞かれ(海外の滞在期間は今までの人生合計で約1カ月なのですが)、やはり振る舞いや言葉などにそういった変化がでてきているのかと感じました。
というわけで、異なる文化の中での自分の立ち位置を学ぶために、話題のこの本を読んでみようと思います^^ 皆さんも宜しければ、ぜひ!(2016年5月現在、この本は手元において何度も読み返す、お気に入りの本となりました♪)
異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養
- 作者: エリン・メイヤー,田岡恵,樋口武志
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2015/08/22
- メディア: 単行本
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