授業で積極的に発言するための6つのTips
成績評価の半分は発言の量と質できまるため、グロービスの英語MBAクラスでは積極的な発言が求められます。この記事では、6つのTipsを共有します!
(写真はPower and Influenceのクラスで、プレゼンを意識しながらつくった私たちのグループのホワイトボードの1枚です。)
1. ケースの背景情報を、まず日本語で検索
読み進める前に事前情報をインプットし、ケースを読むときの理解を深めます。
第2言語で知らない業界のことを読むのは大変なので、まず知識を増やすことで、全体でかかる時間を減らしています。
2. アウトプットすることを意識して読む
効率よくケースを読むために、漫然とケースを読む時間を削っています。
この段落のポイントは?、これは問いにどのように関係あるのか?などと問いかけつつ、あえて時間を区切って、書き込みながらケースを読んでいます。(大学入試の現代国語の試験のイメージです。)
3, 発言したいことは箇条書きでメモとして準備
アサインメントで準備する過程で、ケースのポイントをメモ書きとして書き出しています。
Group Workではじっくり考える時間はないので、メモ書きを基に発言していくイメージです。
数字など表にしておけば、「この結果はこうなって」と見せながら話すことができ、ディスカッションでの主導権がとりやすいです。
4. 発言しやすい箇所を逃さない
最初のプレゼンテーション、およびプレゼンへの質疑応答は考える時間のゆとりがあり、発言がしやすいです。
議論が進んでくるとパッと返すのが難しくなるので、議論の序盤で勇気を持って発言することがお勧めです。
5.プレゼンすることを意識してGroup Work
Group Workではともすると議論に全ての時間を使いがちですが、プレゼンを意識して、論点整理に最後の時間を使えると良いです。
その後の全体のディスカッションで伝えやすいように、ホワイトボード上でなるべくポイントを整理しておきます。
その意味でも、可能であればペンを積極的に握って、全体の意見を引き出すのがお勧めです。
6. 自分が教えるようなつもりで準備
やや応用ですが、「このクラスでの学びはなんだろう?」と講師側の目線で考えることがあります。
そうすることで、ケースの細かい論点より、議題にあがりそうな箇所に集中することができます。
Power and Influence修了!印象のコントロールや根回し、数々の影響力の武器、ビジネスにおいて相手を依存させる?術
(2016年1月のFacebookへの投稿を加筆修正しています。)
Power and Influence、終了!Thank you, Megumi-San and all!! MBAの3分の2が終わりましたが、印象のコントロールや根回し、数々の影響力の武器、ビジネスにおいて相手を依存させる?術などなど、生々しいけど大切な要素がぎっしりつまった最高のクラスでした!*
しかも最終日の今日のテーマは、ダイエーの中内功さんと君主論を題材にした「パワーの喪失」。とことんパワーの磨き方を学んだ最後にダイエーの凋落から学ぶという、なんとも憎い構成! 日本の地方出身の自分にとって、ダイエーはたまの日曜日に家族とでかけ、何かを買ってもらえたり、フードコートでごはんを食べたりした楽しい記憶の残る場所であった(しかし今は跡形もない)こともあり、最終日の学びは余計に胸に沁みました。
地方の一般の家庭まで届くような素晴らしいことを成し遂げながら、中内功さんが寂しく亡くなられてしまったのは、なぜだったのか。 パワーと影響力は大事だけれど、そこにとらわれるとどうなるのか。パワーを失ったとき自分には何が残るのか。。個人的には、これまでで1番考えさせられたクラスでした。
*ビジネススクールというと理論を学ぶ場所というイメージがありますが、グロービスのケースメソッドかなり実践的です。自分が遭遇した過去の事例と重なることも多く、どういった判断をすべきか、頭を悩ませることも多々あります。
影響力の武器は、同クラスの副読本です!
難関のファイナンスクラス、レポート提出完了!!/Beauty of Finance
(2月の個人のFB投稿を加筆修正しています。苦戦したファイナンスレポート、実はクラス最高得点という素晴らしい結果でした!)
ファイナンスレポート、何回も何回もやり直して、やっとこさ完了!英語フルタイム生のサポートがなければ、乗り越えられなかったと思います。助けてくれたみなさん、Beauty of Financeを教えてくれた星野講師(ファイナンス教室の著者、英語クラスも教えて下さってます)に感謝です!
Have managed to submit Day 4 report of finance finally!! Yesterday late at night, while I was working on calculation, I felt "beauty of finance" a little bit for the first time!! Thank you for helping me understand difficult concepts of finance!
- 作者: グロービス,星野優
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- 発売日: 2010/10/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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愛のあるリーダーシップ/ 英語MBAクラスで激論
(4月の英語MBAクラスの感想を加筆編集しています)
今日の英語MBAクラスKeiei Dojyoでは、Dale Carnegieの「人を動かす」を使ったディスカッション。授業の後半、自分が本を読んで感じたことを率直にクラスに投げかけたところ、びっくりするほど議論がヒートアップして反論や異なる意見が続出。
自分の考えに対してストレートな意見が続々とでてくるのは、慣れてきてもちょっと身構えるところがあります(個人的に、英語の議論は日本語のそれよりもだいぶ歯に衣着せない印象です)。
すると驚いたことに、講師の廣瀬さんが「ちょっと移動するね」となんと自分の隣に移動してきて下さって、すぐ傍で白熱する議論のファシリテーションを開始されたのです。言葉でうまく説明できないのですが、物理的に移動してくださった瞬間から空気がかわり、「1対多数」といった構図から、全体を巻き込んだ議論にガラリと変化していく不思議な流れを体感しました。
そしてなんと、そのあとクラス15名「全員」が発言する盛り上がりとなりました。 こんなファシリテーションの仕方もあるんだ!と感動すると同時に、自分らしく話していいんだ!となんだかあたたかい気持ちに。大げさですが、懐の深さや相手への思いやりといったものは受け手に伝わるんだなあと身をもって体感しました。
関連して、仕事においても自分がリードする役回りの時は、異なる意見も失敗も受け止めるぜ!という度量の大きさというか、もっというとメンバーへの「愛」みたいなものが大事なのかなあと改めて思い至りました。異文化のメンバーが集い、多様性の高い環境にいるときには特に。自分のパフォーマンスは当然求められると思うのですが、そういう度量の大きさが人に動いてもらうには必要なのではないかと感じました。気付きにあふれる、素晴らしいクラスに感謝です!
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/31
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母の日にAudio Book、シニア層とテクノロジー
老眼が進んで目が疲れるようになり、本が読めなくなってしまい悲しい。。と母から聞いていたので、Febeで芥川賞の「火花」(なんと堤真一が朗読!渋くて良い!)を、Audibleの月額プランで「源氏物語」などをプレゼント。
スマホでの操作を覚えてもらうのが一苦労でしたが、いまのところ「本にまたふれることができて嬉しい!」と想像以上に喜んでくれました♫ 自分の読書好きは母から受け継いだものなので、これを機にまた色々本を「聴いて」、素晴らしい本の世界を堪能してくれるとよいなあと思います!
関連して今回の帰省で驚いたことに、字が打ち込みづらい母が検索するときは、9割方音声検索を活用していました(自分はまず使うことがないため、新鮮でした)。料理の手順を忘れたときや(自分の好きな切干大根の味付けも、今回作るときに調べてくれたそうです笑)、少し調べたいことがあるときに便利なのだとか。オーディオブックもそうですが、テクノロジーの発達ってこういうところにこそ活かしがいがあるよなあと実感しました。
テクノロジーの変化はビジネスの最前線でどう活かすか、ということに注目しがち。(だからこそ、Data-Driven Marketing® with Adobe*のようなクラスをグロービスでも提供しています。)
しかし、大きな成果はうちのそういった変化から程遠いところ(今回の件のように、田舎に進むシニア層)にもみられるのではないかなあと実感した次第です。
*Data-Driven Marketing® with Adobe
http://www.globis.ac.jp/curriculum/eddm.htm
- 作者: 又吉直樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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オペレーション戦略で学ぶボトルネック分析の活用方法~自分の生産性をあげるためには?~
あっという間に7月期が開講!
今期1つ目のOperation Strategy、はてなぜ全員必須科目なのだろうか??くらいに思っていたのですが、Day1を受けてみて自分の仕事の生産性の見直しにかなり使えそうなことが判明!!
ひとつひとつ仕事のプロセスをチャートにおとしたり、情報のフローを整理したり。。というのは根気がいる。でも実際に可視化してみると、「あ、これが時間かかりすぎ!」「ここ全然アウトプットに貢献していない」というのが見えてきそう。
事実、初回授業でも、工程を書き出して所要時間を計算してみると、効率的に運用されていない場所がみえてきました。
個人の仕事への応用という意味で、例えば、自分の1時間の仕事ぶりをぜーんぶ書き出してみると、意外におもしろい気づきがありそう~♪ (当日はCircuit boardを作るまでに必要な工程の一部と所要時間を書き出していきましても。細かくはできなくても、ほんの1時間分でも書き出すと、非効率なところはけっこうみつかりそうな気がします!)
チャットワークを運営している会社の代表の方も、社員の生産性をあげるために同じやり方を提案していたなあとふと思い出しました。(彼の場合は、15分ごとにやっている仕事を書き出してもらったそうです。)
オンラインクラス受講開始!オンラインだからこそ到達できる知の高みと深み
明日からいよいよOnline Classの受講開始!
教育の一部分(全部ではないけど、わりと大きな部分)はオンラインに置き換えられていくことを、実際に受講者になってみてあらためて実感中。
例えば、ケースはタブレットやスマホでオンラインで読んで、課題を事前にアップロードする。これにより講師はすべての課題に事前に目を通して、より練られた授業の計画をたてられる。Twitterに代表されるように、多くの情報を同時に共有・可視化できるのがオンラインの強みの一つ。
さらに欠席となった分はビデオ視聴もできる。このような情報の再現性も、オンラインならではの強みだと思う。個人ごとの進捗や達成度を管理するラーニングマネンジメントのシステム、(いまはまだないけど)クラウド上での他の全受講生の課題の閲覧化などが実現されてくると、リアルだけでは到達できなかった、圧倒的な知の高み・深みを実現できるのではないかなあと思う。
オンラインの可能性を改めて考えてみたくなり、カーンアカデミーの創業者の本を読みなおしてます。あと、物をよく無くす自分としては、ケースやテキストを持ち運ぶ必要がないのが実は一番のメリットかもしれないです笑!